始業式が終わって……。
現在、私達は……
職員室。
お局先生の……目の前。
「新学期早々になんだっていうのかしら!ねちねちくどくどあーやらこーやら……。」
非常に面倒臭い私は、
「はい。すみません。」の定型文を繰り返す。
ここにも……ニシハルの姿はない。
彼は……一体何処に?
「三船さんだけならまだしも…、大境さんとあろうものが…!」
「ハイ、すみま……、ん?『オオサカ』?あら、やはり関西出身の方なのね。」
「ちゃうちゃう『オオサカイ』。よく『ダイキョウ』とまちごーて呼ばれる。あ、ウチの名字『大きい』に境目の『境』って書くねんけど……って誰も聞いとらんか。てか、アンタ今さりげに先生からキツイこと言われとったけどソコは気にせーへんの?」
「……?日常茶飯事なので。」
「なんや。怒られ慣れとるん?あちゃ~…、ほな庇うことなかったんかい。怒られ損やわ。」
「……いいえ。勇ましくて素敵でした。お局先生に歯向かう方がいるとは……。」
「………。アンタ天然?今んは、えっらい地雷踏んどったで?本当の事でもそんな堂々と言ったらアカン。もっとオブラートに包まんと!なあ、小松先生?」
「………………。」
おや……?
お局先生が黙りこくっているわ。
『大境』さんのマシンガントークについていけないのね?
「貴方達……。しばらく教室には戻れないと思いなさい……?」
なんと、横暴な…!


