恋はいっぽから!




二人目は……



長南殿。




全くの無表情……。




そして、残りの一人は……。




「仁志…?最悪~、ホンマ有り得んわ。」




さっき私に話しかけてきた……女子生徒。






「…………?」



珍しい…。ニシハルを嫌っている人なんているんだ……。






「………あ。」



開いたままの携帯……。






私は急いで文字を打って、パタリとソレを閉じると……。






「……3年7組…三船一歩ぉ~!!」



キィイ~ン……。






なんと…!


全生徒の前で………




出席確認?!







ツカツカと歩いてきたお局先生に、あっという間に携帯を奪われて…。




「…始業式が終わったらそのまま職員室にいらっしゃい。」



新学期早々……



お呼びだし…決定。





……が、



「小松先生。携帯見せて言うたのはウチや。」




お局先生の剣幕に怖じけづくことなく……、先程の女子生徒が、盾突く。




「…え?」



私がそのコの顔を見ると、



ニヤリ。と笑顔で応える。




「なら、あなたも一緒に来なさい。」




ふうっと息をついて…先生は行ってしまった。






なんて勇ましいコなのかしら……。


すっかり尊敬の意を込めて彼女を見つめると。




「明日の昼。エビカツパンで手ぇ打つで。」



「…………。ほな、買うたるわ。」
(注:つられました)




浪花の……商人かいっ。








とにもかくにも……



なんちゅー幕開けやねん……。