恋はいっぽから!





「では!私達はネタ合わせがあるのでここらで失礼致します。」



「ああそう、んじゃーまた。」





…………?


先生は至って普通通りだけど……。



少しだけ、顔色が悪いような……?




後ろ髪ひかれる思いだったけれど、


長南殿があまりにも強引に手を引くから……。




振り返ることもできず、
小さな蟠りを残して……






離れていった。