恋はいっぽから!





「……と、言うワケで…どうしたら良いのかわかりません。」



「は?いきなりナニ?」
(注:彼はいっぽのタイムスリップを知りません)





「…………。」




「なに?一緒に入りたいの?」



「…!!違いますっ。」



「……今度は何を妄想したかなぁ。…あのな、風邪ひかせたくないし、エロいことしよーとは1ミリも考えてないから。」




「………。そうなんですか?」




「は?そりゃあ一応教師だし、俺の女と言えどお前は生徒だし。そこんとこは間違いないようにしないと。」




「……そ…、そうですよね。すみません、私ったら……。」




「穴があったら入りたい?」



「……よくご存知で。」



「あの母ちゃんの子供だもん。」



「…………。」



「穴はないけど、胸なら貸すよ。」



「え。」



「ホラ、その顔…。それが誘惑になるから…隠れとけ。」




ニシハルが…両手を広げる。





「………。では、お言葉に甘えて。」





私は………彼の胸へと、


ぴょんっと飛び込んだ。







「……………!」




アラ……?



ニシハルの胸の鼓動……。



私に負けず劣らず…早いわ。








彼は私をギュッと抱きしめて。




それから耳元で……





「よーやくくっつけた。」




甘~い言葉を囁く。




「………変態ですか。」



「……おお。何とでも言え。」








その優しい温もりは……





私に安心感をもたらして。




さっきまでの不安は……




一気にどこかへと飛んで行った。









こうしてるだけで……





私は十分に幸せなんだ……。




ニシハルも……



そうだったらいいのに。