恋はいっぽから!






水族館を出ると……



視界は真っ白…!





「……これは……」


「ええ。マズいですね。」


「昼……食いに行くまでに雪だるまになりそうだな。」



「……ハッ……!雪だるま…!」



「……?なに?」



「そうか、朝のあの恨めしそうな顔……。」



「………??」



「ニシハル。これ以上外にいるのは危険よ。」



「…ん?」



「雪坊主の……怨念やもしれない。」



「……は?」



「今すぐ地元へ帰りましょう。イエ、帰るべきです。」



「待て。何?デートはこれでおしまい?」



「…………。いいえ。」



「…だよなぁ、約束したし。」



「覚えていたのですね。」



「てか、さっき電車の中でも言ったじゃん。」



「………!そういえば…!」



『デート終わったら俺ん家に来い』




「ちょっと早いけど…。結構歩いたし、後はゆっくりしよう。」





「……ハイ。」



「でも、昼はどうする?」



「………。ニシハルさえ良ければですが、名案が…。」




「……………?」