「……結局気を遣わせたみたいだけどな。」
ニシハルはそれを手にとって。
しばらくじっと見つめる。
「……。何で俺の好きなブランド解るの?」
「先生から貰ったマフラーがソレでしたので…、勝手ながら好きなのかと。」
「…高かったんじゃん?」
「いいえ。ヘソクリの使い道に困っていたので…そのくらいは屁の河童です。」
「……ぶっ…、『へのかっぱ』って…その言葉久々に聞いた!」
「…そこをツッコミますか。」
「うん。でも……ありがとう。」
…………!!
で………、出たーッ!!
本日最高の…
必殺☆イケメンニシハルスマ~イル!!(ずっきゅ~ん…☆)
「てか、巻いて。」
「………ええっ…!」
ニシハルが私に向かって…
身を屈める。
なんでしょう、このアクションは…。
なに狙い?
「アタマに雪が…。」
私は先生のアタマの雪を払って、それから…彼の首にマフラーを巻く。
「似合う?」
視線を上げた先生の目が……
笑っていた。
……うん、想像以上に…似合うわ。
「……最高に似合います。」
「…だろ?」
ちなみに…
その笑顔も最高です。


