「教師っていう枠が外れただけで…、本来はこーゆーもんだ。歳とっただけで中身はガキと同じ。大した我慢もできない……ただの『男』。」
「………。」
うなじをさすりながら……
目はしっかりと私を見ている。
確かに今の先生は……
まるで悪戯っ子みたいに、目が笑っていて。
癖のある前髪が……
急に可愛く見えてきた。
そっか……、
これが……本当の『ニシハル』…?
もしそうだとしたら、
…………可愛い過ぎるわ…。
「………?なに?そんなに顔見て。もしかして何か付いてる?」
「ええ。チョコがちょこっと。」
「マジか。」
(注:嘘です)
親指で唇を拭う姿に……
私、三船一歩は…
ますます、彼に…
惚れ惚れしたのでありました。


