恋はいっぽから!





真新しい、おろしたてのブーツ。
その、足元が軽快な音を鳴らして…先へ先へと歩みを進めていく。



……と、家の門を出た所で……。




雪に反射した太陽の日差しが…、目にささった。




「…天気予報もアテにならないものね。………。…ん?」



そこで、ぴたり。…と足を止める。




「しまった。忘れていたわ。」







私はまた門をくぐり…、



庭へとやって来る。









「諸君!寝ずの任務…、ご苦労であった!おかげで本日…晴天なり。」





寝不足なのか……
太陽の光に元気を奪われた部下(雪坊主)達に労いの言葉を掛ける。





それから、




「では……、行って参ります!!」





目からぽたぽたと雫を垂れ流す彼等を置き去りにして……





いよいよ、先生の待つ場所へと……





歩んで行ったのです。