更にー………
30分。
「……孤独だわ。」
孤独だわ…………
孤独だわ……
「………そんな時は……、『アレ』よ!」
私は少し埃を被ったピアノの蓋を開け…………
…………ずに、
その傍らに立てかけられた、あるモノを……
手に取る。
「……孤独は時は……!!」
ギュイ~ン……♪
「ギターの音色に限るわ☆」
後は……白のピチっとしたTシャツを着て……。
(……寒いからヒートテックにしましょう。)
ジャカジャカジャカ…♪
「ひとりでは、も~う耐えられない〇〇思うことは〇にでもあ~るぅ~!」
できればシャウトしたいけど、夜間は近所迷惑になるから……
残念だわ。
「……………鈍い〇い溢れる My Lo〇ly Town~♪」
さあ……、
誰か!
さ迷う心に触れて頂戴!!
……バタンッ☆!!
「やかましい~!!!」
……久則……登場!
「ジャカジャカしおって…!しかもなんだ、その格好は?」
「アラ。稲葉さんよ?」
「……あ?」
「孤独と言ったらLonely。Lonelyといったら、この曲です。」
(注:B'〇の2009年発売の名曲です)
「………フン、近所迷惑な。」
「けどようやく気づいてもらえました(ニタリ)。…して、先生は…?」
「下にいるが?」
「随分と長いお話ですね。」
「それならとっくのとうに終わっているが?」
「えっ…、それなら今何を……?」
「私らと晩酌中だ。」
「…………はい?」
「どうやらイケるクチのようだ。」
「……先生は車ですよ?」
「代行呼ぶから大丈夫だ。」
「代行の前に。私を呼んで下さい。」
「………忘れておった。」
「………!アナタ達はそうよね。けど先生は今頃気にして…」
「彼の口から一歩の『い』の字もでないのぉ~?」
……なんと!
「そんなハズはないわ。ええ、今すぐ私も下へ参りますっ!」


