恋はいっぽから!





ニシハルはフッと小さく笑うと……。



母上の目をじっと見て…


こう答えた。






「…She is quite a character.…She is gentle and obedient by nature.(彼女は…面白い。彼女はとても素直な性格だ。)」




……それから。



私にその妖艶な視線を移すと………。




「No one can compare to you.………You take my breath away.(君に勝てる者はいないよ。…僕は君の虜だ。)」




………。



「…………???先生、紙面に書いて下さらない?流暢な英語で話されてもわからないわ。」



…理解不能。


私は先生の元に……



ペンと広告紙を持ってくると、



「…さあ、こちらへどうぞ。」



広告紙を裏返して……


解答を促す。





「……一歩。私にはわかったから…もういいわ。」



「よくありません!」




「けど、今うかれポンチになられては…困るのよ。」



「……?なぜ?」



顔を真っ赤にする母上をよそに……




ニシハル、すらすらペンを滑らせて……



「要するに、こういうこと。」



ペランと私の目の前に掲げる。






「……………!!!」



そこに書かれた文字は……。







『I love you!』





…なんと……!!



愛の言葉!







「………………。」



三船一歩、17歳……。




初めて、殿方からの……




ラブレター!!

(注:裏側はスーパーの特売情報に溢れています)