「……お持ち帰りって……?!ナニするつもりですか!」
彼はニヤリと笑って車のエンジンをかけると……。
「……ナニって……、挨拶しに。」
「……え?何?」
アクセルを踏み込む音と重なって……
先生の言葉がかき消されてしまう。
「……へ、変態っ!」
「…あ?(イラッ)何でそうなる。つーか、恋愛なんてなあ、相手を出し抜いたもん勝ちなんだよ。」
「……それは…、S全開ですね。」
「お前がそれ言うかっ。(イラ~)」
まさかのまさか……。
この数十分後には……
ニシハルが、我が家にいることになろうとは……。
私はまだ、
思いもしなかったのです。


