『それは奇遇だな。』
「………?」
『俺も同じこと思ってた。』
「…………!!」
先生も……?
『三船。今から3分で、鞄持って外に出て来いよ。』
「………?なぜ3分?」
『前にお前言ってたよな。地球には3分しかいられないって。だから…きっかり3分だけ待ってやる。』
先生。それは確か…ウル〇ラマンのことね?
ん……?
今「待つ」って?
「先生…、今どちらに?」
『目の前。つっても、カラオケ屋の裏側だけど。』
「………!!」
『正面駐車場にはお前の「彼氏」がいるからな。』
「宏輔がいるのですか?」
『ああ。かえって好都合だ。』
「………?」
『いいからまず来いよ。』
「……は、はいっ。2分あれば十分ですッ!」
『……わかった。』
電話を切って。
私はきりっと背筋を伸ばすと……。
「待ってて下さい、先生……っ!!」
三船一歩、17歳……。
向かいたい場所はいつでもひとつ。
いざ、先生の元へ!


