恋はいっぽから!





「…………。あら……?」




そこで私は、ハタ、と気づく。





本来の目的は……



何だった?





莉奈ちゃんの為に、ニシハルの事を知ろうとしていた。



……なのに……。






私は今、完全に目的を見失っていた!



私欲の為に……




行動してなかったか?










私はブンブンと首を振って。




「……これは…、莉奈ちゃんの為。」





ここに居る保健の先生とニシハルがただならぬ関係だったとしたら…




莉奈ちゃんを傷つける結果になるかもしれない。




でも、知らなければ…?



それでも。
簡単にごまかされ、彼女の想いすら上手くかわされて……



うやむやなままになるかもしれない。





ニシハルなら、生徒を傷つけないように……




きっと、知らないフリを決め込むだろう。







究極の選択肢。




授業をサボるのは心許ないけれど。






いざ、




真実の扉を開いてみようじゃないか……!