そして………
いよいよ最後のノート。
彼らの企みは、このノートに記されているのだろうと……
ニシハルは、思い込んでいた。
それでも、久々に手にしたこのノートを懐かしむようにして……
1ページ1ページ……
丁寧にめくっていく。
「……………!」
とっくに途絶えていたと思っていたニシハルノート。
しかし、そこには……
ニシハルも見たことがない、新な記述が……
しっかりと、増えていたのです。
「……これか……。」
『ニシハルは宇宙人』
……太田莉奈の筆跡。
三船一歩が宇宙人にこだわっていたその理由が……
ここにあった。
その後も……。
ひと言、ふた言ずつの短い文章だけれど……。
自分に関することがずっと書き綴られていることを確認すると…。
ニシハルは、穏やかな笑顔を浮かべた。
………が、
肝心な最終ページ。
三船一歩が本日追記した部分をじいっと眺めていたニシハルは…………。
珍しく、大爆笑……!!
「今度は何だよ、仁志。」
珍しい光景に、寺澤も気にせずにいられないけれど……
「ごめん、何でもないから。」
すぐに、『きり。』っとなるのはさすがはニシハル。
でも実は………
心の中ではしばらく……
笑い続けていたのです。
彼はボールペンで……
その下に、さらさらと文字を綴る。
何を書いたのかって?
それは………
後々お伝えしましょう。


