嬉しくないわけはないのです。
けれど、きっと宏輔のことだから……
見抜かれているのかもしれない。
手放しでは喜べないのは。
……そう…、
彼が先生を……
認めないから。
嫌悪感を抱いているから…。
やっぱり私は……、
例え人に言えない恋だとしても……
大好きな人には認めてもらいたい。
それは……
宏輔はもちろんだけれど、
家族に、
そして……
莉奈ちゃんや高津くんのように、大事な友達にも……。
そう思うのは……
我が儘なのかな。
言えもしないのに、
怖い癖に………、
独りよがりな願望ばかりが……
いつの間にか、膨らみ続けているのね……。


