ニシハルが……
私の瞳を真っ直ぐに見つめてくる。
こ………
これは……?!
聖夜の前に……、今宵……、何かが起こる?!
「……お前さ……。」
「ははは、ハイッ!」
……来たわ!
「……あの二人に、何で言わねーの?」
…………。
「……え…と、はい?」
「…莉奈からの電話…、シカトしたろ。」
「…………?!」
「やっぱ何かやましいことでもあった?」
「……それは…、莉奈ちゃんから聞いたのですか?」
「帰り偶然会ってな。最近お前が隠しごとばかりだって…心配してたから。」
「……そ……、そうですか。」
宏輔の車に乗ったことは……?
聞いてないのかしら……。
「あいつらなら、大丈夫だと思うけど…。」
「……え?」
「俺らのこと、話しても。」
「……いいのですか?少しでも…バレないようにしなければいけないのでは?」
「………。お前に嘘つかせてまで、秘密守る必要ねーよ。ちゃんと付き合いたいなら…、多少周囲の助けってのが必要だろ。」
「ですが、莉奈ちゃんは先生のこと……」
「まだ好きなら…、お前を応援するなんて器用な真似、あいつにはできねえよ。てか、そこ気にしてたのか?」
「……いえ……。」
「…なら、高津にだって言えることだ。アイツはお前んとこ好きだろ?」
「それこそ、過去の話です。」
「……俺にはそうは見えないけど。」
「…………。」
「…なあ、三船。俺らはただでさえ一緒になんていれないんだ。高津や長南とは…そうじゃないだろ?」
「……ええ。」
「お前が黙っていることに苦しんでいるとすれば…、俺だって、イチャこかれても、堂々と手ェ出すことはできない。つまりは……すっげー不利な立場なワケ。不安も……募るわな。」
「………!!」


