立ち上る一筋の煙……。
煙草を吹かすニシハルの横顔……。
「……………。」
先生は…、
いつ、
どこで見たって美しくて。
一瞬の……隙もない。
隙………?
「……………。」
……好き……。
ウフフ……。
どれだけ私を誘惑すれば気が済むのでしょう。
「おまたせしました。」
「………わ。マジで3分キッカリだし。」
彼は携帯の画面と私を見比べて…小さく笑った。
「……てか、何そのカッコウ。」
「……え?」
「チョンマゲ。(頭)パジャマ(服)。クロッ〇ス(足元)。」
しばし上から下までじい~っと眺めて。
それから………。
…大爆笑!!
「ひ……、ひどいです!」
喜ばせるどころか……
ウケてしまったわ!!
「…あ~も~……腹痛ェ~…!」
「…………。」
「どんだけ慌ててんだよ。」
「……だって……。」
「馬鹿、…風邪ひく。防寒くらいして来いよなぁ…?」
「してますよ?ホラ、ニシハルマフラー。」
「ははっ、確かに。……うん、そこだけは…イケてると思ってた。」
………!!
出たわ、必殺☆イケメンニシハルスマ…
「ホラ。これ着とけ。」
先生はじぶんが着ていたジャケットを……
私の肩に、ふわりと掛けてきた。
「…先生が風邪ひきます。」
「あ?裸足の奴に言われたくねーな。」
「………。」
……正論だわ。
「……ありがとうございます。」
「いえいえ。つーか、手短に話すけど。」
「えっ。イキナリ本題ですかっ?」
もっと感動的な再会の余韻を……!
「…お前がそんな格好してるからだろ。」
…………。
ええ。
それも……正論だわ。


