恋はいっぽから!









「高津、太田!…三船は?」





その姿を見た莉奈が、驚かない訳もなく……。






「に…ニシハル?!」








素っ頓狂な声を上げる。







「……なんでニシハルが…」
「…わあっ!ニシハル偶然っ!」





「………。あ?(イラッ)」






「「「…………。」」」







一時……




休戦。





「……三船に連絡は?」



「てか、先生、だから…なぜここに?」

「……わあっ!偶然なる遭遇っ!……ですよね?」







「……は?いや、高津があまりにも情けない声で助けを乞うから……。(ニヤリ。)」









……て、コラ!


おかしいだろ、



不自然だろ~?!



普通は担任に連絡するだろ~?!!




何をしれっとした顔で……。







「高津。」




莉奈がくるりとこっちを向いて。






「……でかした。」




そっと……


耳打ちしてきた。








…………神!!






「……で、三船は…?」




一方のニシハルは、途端に真面目な顔つきになって……。




まるで俺を責めるかのような目つきで……




睨んだ。






「……必死っスね。」



「……あ?」



「マジであれから5分…。あーあ、何そんなに焦ってんの?」




「…………。」





いつも余裕ぶっこいで……



いざとなれば、ヒーローの如く現れる。





こんくらいの意地悪なら…



許されるだろ。






「……アホかッ!」





バチン☆





額に……激痛!!






「…いってぇな、オイ!本当のこと言われたからってデコピンはねーだろ!」




「お前ふざてんの?当然だろ、生徒がこんなことになれば……。」




「そーだそーだ!」





……莉奈よ……。



お前は俺の味方じゃないんかい!
(注:莉奈はイケメンの味方です)


ハッパかけてやったってのに……。





そこんとこ、お前も気づけや!