俺はくるりと莉奈に背を向けて……、 数歩歩いて、距離を図る。 どうしてこう……、 心と体は裏腹で。 情けないって思っていても…… 正しい判断を、誰かに委ねようとしてしまうのだろう……。 「もしもし、2年5組の高津ですけど…、ニシハ…、いえ、仁志先生はまだいますか?………はい、……お願いします。」