恋はいっぽから!







俺はチラッと三船の横顔を見つめる。





「……馬鹿野郎……。何で言わねーんだよ…。」






澄ました顔して、



本当はその仮面の奥で……




どんな顔してるんだ?



取り繕ってばっかりの日々に……



本当は、嫌気がさしてるんじゃないのか?






親友に………





嘘までついて。






「………高津?」





莉奈が……



心配そうに、顔を覗かせてきた。





「……どうした?何か…変だよ?」




「そうか?フツーだけど。」




「いや、その顔……。まるで能面みたい。」





「…………。」




……どんな比喩だ。





てか、むしろ……



化けの皮が剥がれたのは……









俺の方……?