「……ただし、充電くらいはさせて。」
「………え?」
ニシハルは、掴んだ腕をぐっと引き寄せて……
いとも簡単に、私の唇を奪う。
「「………………。」」
息をつく間も与えられず……
私は必死に彼の背中を叩いては、
『ギブ、ギブ!』…と訴え掛ける。
情熱的なキスは、まるで彼の怒りを表しているかのようで………
その、心苦しさに……
私は…背中に回したその手を……
するりと、力なくおろした。
「……せ…先生…?」
なかなか止まないキスは。
私の思考を完全に停止させていた。
頭の中まで…痺れるような感覚……。
ニシハルの香りが……
私を完全に彼の虜にしていた。
今は駄目だとわかっているのに……
離れたくないと思う自分がいる。
でも……
でも………!!
「…………ひゃっ…!」
ニシハルの唇が、私の首筋を這ったその瞬間…。
「……かーわい~♪」
思わず出たその声に。
ニシハルはニヤリと笑って……
じっと私の顔を見つめた。
「…な、何をするんですか!」
心臓が…
尋常じゃないくらいに、バクバクと音を立てる。
「……お前が簡単に離れようだなんて言うから、つい。」
「ここは……学校ですよ?」
「…けど、お前は俺の女だし。」
リーンゴ~ン……♪
俺の女………
俺の女……
俺の女…
(※脳内エコー中)
「……と、とにかく!わたしに近づかないで下さい!」
「(イラッ)そう来たか。」
「…先生といると…私の思考が完全におかしくなるわ。」
「今更?仕方ねーじゃん、止められらんないし。」
「それでは困ります。大人なんだから我慢してください。」
「……。へー…。感じちゃってた癖に。(ニヤリ)」
「~………!」
この男~………ッ!!


