恋はいっぽから!




「……それは……」




高津くん……?




「あの人のだろ?」




待って…、


何を言うの?




さすがの先生も……


真顔になってるわ!





「……宏輔さ…」
「うわあああっ!」





…………………。






「………?今何と……?」




「え。『宏輔さん』?」




………!!


ビバ!高津くん!!



「そ、そうなのですッ、これは…宏輔の物なんです!」



「コウスケ?誰それ。」




「三船の憧れのキミってやつ。」



「はい!宏輔は大人でイケメンで…ちょっぴり意地悪で、かなり過保護な……私の大切な人です。」





まさかここで……


宏輔の名前が出てくるなんて。




そうだわ……、高津くんは去年たまたま、宏輔に会ったのよね。



ええ……、


そりゃあ大変な目に遭わせてしまったわ。



「…なんで高津がそんなこと知ってんのさー?」



「あん時お前他校の男とデートしてたろ?俺は三船と帰ってる時にたまたま……」



「…で、で?どんな人?」



「………どんなって…、う~ん……。」



高津くんはしばらく考えこんで……、


それから、


ポンっと手を打った。





「……こんな感じ。」





「……………!」



こともあろうに。



高津くん…、




ニシハルを指さしちゃってま~…す。