恋はいっぽから!




……が。





「……三船。」




………?!



何やらいつもと……違う?!




「おい、三船。」




「…………。」




「おい。」




「…………。」




「おい、待てよ。」



……出たわ!キ〇タク☆
(注:彼女は無類のイケメン好きです)





「……はい、なんでしょう?」





「彼」こと…



仁志日陽先生は、取り巻き達を撒いて…



私の元へと駆けてきた。




気分は……さしずめ香〇奈ってところね。
(キ〇タクドラマ、絶賛放送中♪)






「(イラッ)おま…、聞こえてただろうよ。」



「……。ウチュウゴハワカリマセン。」



「…………。」



……ムシデスカ。





「……珍しいですね、わざわざ私の元へ駆け付けるなんて。(ポッ)逢い引きするにはちと目立ってしまいますわ。」



「…違うイミで目立つよりいいだろ。」



「………?」




「三船。お前ティッシュ持ってる?」



「……。朝からお医者さんごっこですか?」



「お前と一緒にするな。(バッサリ)」



「……?あるにはありますが……」




確かさっき……



ティッシュを配っていたお姉さんから5こほどいただいたわ。




「……ハイ、どうぞ。」




「……。こんだけ主婦心心得ててなぜ自分を顧みないんだ?」



「…………?」




先生は一枚だけ抜き取ると……





「うりゃっ。」




私の鼻にそれを擦りつけた。




「げっ、青っぱな!」



「…………?!」




なな……



ナント!!



ニシハルに鼻水を拭かれてしまった……!!!





「……一生の恥。…もうお嫁にはいけません。」



「…あ?俺しか見てないし大丈夫だろ。」




「……でも!」



「……残り物には福がある。行き遅れにも…福があるかもな。」



先生は丸めたティッシュを「はい。」と私の手に預けて……



私の顔をじっと覗きこんだ。




「かわいそーに。俺が嫁に貰ってやろうか?」




「……………!」




な……、なんと……!





「…ですが……、現実的に言えばお局先生を貰ってあげた方が。」