恋はいっぽから!






教卓の上を片付けて…。




ニシハルは颯爽と教室を出ようとする。


……と、そのタイミングで……。





ドンっ☆


「……あッ…、すみません。急いでて。」




背中にちょいとばかりぶつかってみる。




「…………。」



作戦1
『私、急いでいるんです。アピール』









……ちっ。


顔色一つ変えないわ。








「ごめんね、お待たせ!(テヘペロっ)」

作戦2
『カップルの待ち合わせ風に見せつけろ!』






「や。大丈夫。(にっこり)」



………。
ズキューン!(不謹慎な心音)




……すごいわ、長南殿。


見事な演技!
(注:天然です)







「…………。」



…見てる…


…見てるわ、ニシハルが!




……ん?


今口が動いて……?




『キ』……?


『モ』……?





「…………!!」





ばっさ~り~
き~られま~し~た~♪


ちっきしょ~う!

(小梅〇夫風)










ふふん、余裕ぶっているのも今のうちよ!




作戦3
『好きな男の前で過度にイチャイチャせよ!』





一歩「…………。」


長南「………………。」






………。







……イチャイチャってどうするの?


(注:いっぽは恋愛初心者です)