恋はいっぽから!







の、NO~~ッ!!!





再びドアが閉められて…。




廊下には、二人きり。





「…………。」




私とニシハルのやりとりを、


その相手…長南殿はぽかんとして見守っていた。






「やっべー…、マジツボった!!」




そして何故か……


大爆笑!!








「……いいねー、アンタ!すっげ面白い!高津がホレるのもわかるわ~……。」



「………?!」



「…で、何?アンタ俺んとこ落とそうっていうの?」



「……えっ……。」




……しまった。
さっきの言葉……!





「…すみません、つい…、売り言葉に買い言葉を。」



「…………。それってつまり。…アンタって……」



「…………?」




「いや、何でもない。」




長南殿はようやく笑うのをやめると。





「……俺がアンタを落とすよ。」





その、整った顔で……




私をじいっと見つめてきた。






えー……と?



なにかしら、この展開は……。










「……知ってる?アンタってけっこー男ウケいいって。」




「………?あら、まだ学校で漫才を披露したことはないのに。よく知っていますね、私の趣味。」




「………。」
(※スルー)




「そうだわ、今度披露して差し上げます。長南殿は相方(高津くん)のご友人ですし。」




「……それはどうも。」





「ネタは色々あるんです。何がいいでしょう?ピンでもいいなら、とっておきがありますが……。」



「何、なに?」




食いつきのいい男ね。


話(お笑い)がわかる人かもしれない。





私達は、教室の壁に寄りかかって……、




ああだ、こうだとやりとりする。