うららかな昼下がり。
ポカポカと、秋晴れの暖かい太陽に照らされて……
こげ茶の髪の毛が、わさわさと揺れる。
「…おい、三船の奴…、超~揺れてんぞ。」
「マジか。すっげー……どんだけ眠いんだ。」
「ニシハル~、いいの~?」
……いいか悪いかと聞かれたら、
いいわけはない。
本来なら、叩き起こす所だけれど……。
コクリコクリとあまりに激しく身体を揺するから……
それが、ツボにハマる。
(注:彼は顔には出しません)
数学の授業。
何の悪びれもなく寝ているコイツは……
三船一歩。
ただの…イチ生徒。
何やらむにゃむにゃと言っているのは……
よほど、幸せな夢でも見ているのだろう。
周りには笑われているけど、できればもうちょっと見ていたい。
(注:くどいですが、彼はSなんです)


