「……面倒くさ……」 廊下を歩きながら…… ニシハル、珍しく独り言。 ちなみに…… 彼の嫌いなこと。 …「嘘」をつくこと。 割と好きなこと。 …「冗談」を言うこと。 他人には判別し難い話ではあるが…、 三船一歩のことにおいては……、彼のした行為は、前者に該当していた。 …で、あるから……。 彼のモットー(自分では気づいていない)、 「有言実行」に基づいて、それを現実にしてやろうと考えていたところ…… 非常に面倒臭いと、気づいたのである。