「…スパッと来るね。」 寺澤先生は、苦笑して……、 それから、にこりと穏やかに…… 微笑んだ。 「……生徒も猫も……、イケメンが好きだよなぁ。」 そう言って……、 くるりと踵を返した。 「飼い主を待ってたようだから…、早く行ってやりな。」 「……は……、はい!」 飼い主を待ってるって……。 それは、私を待っているってことなの? ……本当に…? もしそうならば……。 それは…ヤバいわ。 莉奈ちゃん、高津くん、 どうしましょう……。 今にも…… 心臓が、張り裂けそうだわ!!