恋はいっぽから!

「……私、高校生なんですよ?もうちょっと現実的に…もっとリーズナブルな……。」



この人にこれで……



通じるのか?




「リーズナブル……。…………………………。」





………そうそう、その調子。








「………てか、自分で考えろっ。」



ぱちんっとおデコに…



デコピンが飛ぶ。




「…わからないから聞いたんですよ?」



「俺に聞くだけ時間の無駄な気がするけど。」



う……。


確かに……。



「……だいたい。好きなら…、別に一緒にいれればそれでよくね?」




「……………??!」




ズキュ~ン!!!




何この人………。


今のは………天然?!






か……、



完敗だわ…。






彼の方を見ると…、



ニシハルは、ニヤリと…妖艶な笑みを浮かべた。







「……子供にはまだ言えねぇな。その後何をするのかは。」




「………………!?」





……トドメです。




ニシハル調査……、



断念!





「…あ。ついでに言っておくけど……」




「…なんでしょう?」



もう……、何とでも言ってくれ。






「……あいつには、今の話…言うなよ。」





「……あいつといいますと?」




「三船。」





………。



いっぽさん……、


バレてまーす。






「じゃ、そういうことで。」









…゜。…。゜…゜。…。







ニシハルノート、追記。




「ニシハルは……宇宙人っと。」






「莉奈ちゃん?何を書いているの?」



「わ、いっぽ……!」







「………。『ニシハルは…宇宙人』?」



「……………。」








「……先生は…、宇宙人が欲しいんですか……。難題だわ。」







おいお~……い?


ここにも宇宙人が一人いることを…忘れていたわ。





でも……、まあ。
お似合い…かもね。




『好きなら…、別に一緒にいれればそれでよくね?』




………。




誕生日……。



一緒にいれるといいね、


いっぽ。







  ~Fin~