「……先生。」
「ん?」
「やっぱり貴方を我が星にお持ち帰りしても…いいですか?」
「………。え。」
「本日卒業祝いをして下さるそうなんです。宏輔も…来ますよ。(ニヤリ)」
「…げ……。」
「まさか今更逃げようだなんて、考えてないですよね……?」
「…………。」
顔が…ひきつっていますよ…?
「改めて紹介させて下さい。……婚約者として。」
先生は……ふっと笑って。
「…………。望む所だ。」
また、私を……
ギュッと抱きしめた。
先生は……やっぱりタバコの香りがして。
私はその腕の中で……
いつまでも、いつまでも、愛に酔いしれてしまうのでした…。
そうそう、余談ですが……。
この日交わしたキッスのお味はどんなお味か…
ご存知?
それはね……、
ほんのり甘い…
バニラの味。
あの日私を待っていたニシハルは……
きっと、相当イライラしていたのね。
…クスリ。


