恋はいっぽから!







「……。ありがとう、長南殿。貴方がいなかったら私は……」



「……ストップ!…辛気臭いのは苦手なんだよ、俺。つーか、俺らコンビじゃん?別に解散するっていうんじゃねーし。つか、するつもりもねーし?ピンで運試しすることくらい許してやるよ。なあ、相棒?」





「………。水谷豊かっ。」


ビシッと、デコに一発。



「なあ、キーボー?」



「ヒロシかっ。三年目の浮気くらい大目に見ろよ?」



ビシッ!



「No,I'm Taito.」



「欧米かっ。」



………ハッ!これぞまさに……!



「…タカトシかっ!」

(注:いっぽの永遠の憧れです)



最後にビシッとデコピンをお見舞いして。




長南殿は…ニヤリと笑う。






「……では…、いっぽ、イキマース!!」





莉奈ちゃんと長南殿。

両方の顔を見比べて……




敬礼する。







「がんばれ、いっぽ!!」




莉奈ちゃんの声援を背中で受けながら…、





私は………、走り出した。




























「……あれ?……三船は?」



「あ。高津…。いっぽならもう行ったけど。」


「え!俺の出番これだけ?!」



「………。アンタもいっぽのケツ追いかけてばっかいるの…もうやめたら?てか、女はもっと他にも…」



「なるほど…。奏哉、そーだぞ。視野を広く持てっ。運命の女は案外近くにいるかもわかんねーぞ?」



「…はあ?どこにいるの?ソレ。」




「「………。」」