誰一人と……教室を出る者はいなかった。 しばらくすると、ニシハルは時計を見て…… 「……お前たちそろそろ行かなないと。先生方が昇降口の外で花道作って待ってんだよ。」 彼らを諭すように…言った。 エーッ…と、声を上げる生徒達に、先生は少しだけ困った顔をして。 「……またいつでも来ればいーじゃん。」 ………笑った。 必殺☆イケメンニシハルスマイル。 でもそれは…いつもの意地悪な笑顔じゃなくて。 愛しさに溢れた…… 優しい顔……。