私の周りには、みんなとの思い出がいっぱいで。 見ると苦しいくせに、消したくなくて。 見ると泣きそうになるのに、泣きたくなくて。 もう二度と、大切な誰かを失うなんてことになりたくなかった。 もう二度と、あんな思いをしたくなかった。 だから、泣かない。 誰の前でも。 泣くのは、一夜限り。 泣くときは、1人きり。 寂しくなんてない。 ただ、たまに。 本当の私を知っている人がほしくなるだけ。