「え…なんで俺?」


「だってあんた、一応俺の兄貴じゃんか。つまり、弟の不始末は兄が片付けるもんだよ。」


俺の一言で車内の空気が固まった。


「あれ…僕耳がおかしくなったのかな?なんかおかしいことを聞いたような…?」


悠斗だけが口を開いて、自分の耳を疑っている。

怜弥と俺だけが平然としてる。


「ん…リオン、お前まだ話してなかったのか?」


「あ…あぁ…なんか言い出すタイミングが…。いやーまぁ…とりあえず…俺朔夜の家に厄介になることになったんだ。」


あー…と悠斗に顔が納得するように変化した。


「そういうことね…居候ってこと?」


「違うよ、こいつは俺のモガッ「いやー!まぁそうんな感じかな?!ね?朔夜!」」