ニコニコと勝手に何かを喋っている三矢君の話をなんとか聞きながら、まわりを見渡す。
一ノ瀬は女子に囲まれ、律儀に質問に答えている。
小鳥遊といえば…やっぱりあのギャルにすっごいアプローチをくらっている。
でもそれを、ニコニコとあの気味悪い笑顔で笑いながら喋っている。
…あーあ、可哀想に腕に胸を押し付けられながら、顔を近づけられてる。
絶対、香水の匂いがキツイよあれ。
化粧も濃いから、近くで見ると結構怖いんだろうなー。
それでも、ニコニコしてるって…小鳥遊意外と神経がすごいのかも。
私の視線に気づいたのか三矢君も、小鳥遊の方向に視線を向ける。
「あの子…気持ち悪いね…。僕たちの、朔夜にあんな事するなんて…」
三矢君が何かボソリとつぶやいたが、私にはよく聞こえなかった。
でも、黒いオーラみたいなのが出てる。
これって…意外とヤバイ…?
そのまま、ガタリと席を立つ三矢君。
こちらに顔を向けて、ニパッと笑った。
「僕、ちょっと朔夜と席交換してくるね。あっ、別に緋月ちゃんのこと嫌いになったわけじゃないから!ただちょっとね…、話をしにまた来るからね!とりあえず今日からよろしく!!」
突然の行動に、呆然とする。
…て…あれ?
『朔弥と席を交換』ってことは、あの小鳥遊がこっちに来るってこと!?
えーーー!?
一ノ瀬は女子に囲まれ、律儀に質問に答えている。
小鳥遊といえば…やっぱりあのギャルにすっごいアプローチをくらっている。
でもそれを、ニコニコとあの気味悪い笑顔で笑いながら喋っている。
…あーあ、可哀想に腕に胸を押し付けられながら、顔を近づけられてる。
絶対、香水の匂いがキツイよあれ。
化粧も濃いから、近くで見ると結構怖いんだろうなー。
それでも、ニコニコしてるって…小鳥遊意外と神経がすごいのかも。
私の視線に気づいたのか三矢君も、小鳥遊の方向に視線を向ける。
「あの子…気持ち悪いね…。僕たちの、朔夜にあんな事するなんて…」
三矢君が何かボソリとつぶやいたが、私にはよく聞こえなかった。
でも、黒いオーラみたいなのが出てる。
これって…意外とヤバイ…?
そのまま、ガタリと席を立つ三矢君。
こちらに顔を向けて、ニパッと笑った。
「僕、ちょっと朔夜と席交換してくるね。あっ、別に緋月ちゃんのこと嫌いになったわけじゃないから!ただちょっとね…、話をしにまた来るからね!とりあえず今日からよろしく!!」
突然の行動に、呆然とする。
…て…あれ?
『朔弥と席を交換』ってことは、あの小鳥遊がこっちに来るってこと!?
えーーー!?

