二人の男はワクワクしながら話を続けた。


「スゲーよな!氷蝶って!憧れだよなー!」


「だよな!つか、あってみたくね~?」


「俺も!思ったわ、それ!」


「噂では、白い髪に蒼のメッシュ、髪も短いから男だって話!」


「あ~、一度でもいいから会いてー!」


その言葉をつぶやいたとき、いきなり路地裏に野太い大声が響いた。


「あ゛ぁー?てめぇ!何してくれてんだよ?」