「ちょ…お前、声おとせ!!」


赤い髪の男がベシッと茶髪の男の頭を叩いて、あたりを見回す…

誰も居ない…

「知ってるか?最近、族が潰されるこが多いだろ?あれって氷蝶って奴が一人でやってんだって話!」


「あっ!知ってる!あれだろ!族にも入ってないっていう…日本一の『あの』
氷蝶だろ?」