アニマル学園高等学校





上から目線、どーも。


言葉遣いのインパクトがありすぎて、名前きいてなかった。


「……オジが、ユカイ?」


「お・お・じ・か・ゆ・か・な!」


私は悩んだ素振りを見せてから、閃いたようにパッと笑顔を見せる。


そして、満面の笑顔で言った。


「おお、『ジ』か『ユ』かな?」


「NO――――――!!」


オカリナさんは、頭を抱えて座り込んだ。


クラスメイト達は、私たちの会話を聞いて笑いをこらえてる。


堪えなくてもいいのに……。


「私はクラスで一番目立ってて……」


オカリナさんは、ブツブツと何かを言っている。