―――――――― ―――――… 「キト! お昼休み、一緒に食べないっ?」 ―― ドカッ 後頭部に激痛が走り、私は眉を寄せて唸る。 「う……いった…」 いつかは、やると思ってた。 前からジャンプして飛んできたミナミ。その勢いで私は後ろに倒れて、後ろの机に後頭部を激突。 こんな事が起きるんじゃないかって、ちょっと恐れていたけど…… 「きゃーっ! き、キト! 生きてる!? ねぇ、死なないでぇ~~!」 だれが死ぬか。 死んだ理由が『机に後頭部をぶつけたから』って、悲しすぎる。