「未愛、自分からキスはできるのに呼び捨ては恥ずかしいんだな」 「……っ!」 夏祭りの花火のときのことを思い出す。 あのとき……私は……そ、颯太に……!!! 急に思い出すと恥ずかしくて顔が真っ赤に染まる。 「今更恥ずかしがってんのか?」 「~~っ、もうあのことは忘れてっ!!」 「忘れるわけないだろ?あんな貴重な未愛」 に、颯太の意地悪…… 「さ、そろそろ始めるぞ」 「んもぅ……」 持参したお昼ご飯を食べながら勉強会を始めた。