ピシャン─── 夢奈が資料室の扉を閉める。 「………で、どうだった?」 「あの、ね。受け取ってもらえなかったの……」 私はゆっくりゆっくり話す。 「告白は本人がするものだって言われたの」 「………そっか」 悲しそうに笑う夢奈を見るのが辛かった。 「ありがとね?私……近々、直接告白するよ」 「………頑張って!!!」 夢奈を応援しよう。 夢奈が告白できるように…… 「うん!!あ、友達待たせてるから帰るね!ばいばい」 夢奈は手を振ると、資料室を出て行った。