んんんんん…(汗)。 分かんない。うん。分かんない。 考えては分からず、考えても分からず。 そうしてるうちに 家の前まで来てしまった。 結局、答えが見付からないまま 着いてしまった…。脱力。 「カナ。」 「ん?」 「俺が何でカナに優しくするのか。 分かった?」 少し、 悪戯に微笑んで葉月君は私には言う。 「………ううん、分かんないよ。」 私は正直に答えた。 「そう。答え、知りたい?」 「…え。」 教えてくれるの?