跪いて、Kiss -episode 0-

「じゃ、よろしくな。ゆ・き・の♪」



「………」



「あっ、ちなみに王子様タイムは1日一回、3分間限定な。それ以上はキモすぎて無理。イコール、それ以外の時間はお前は俺のモノ。以上」



「………」



ポカンとするあたしの肩をポンッと叩くと、ちょっとジジイに電話してくるわ!と鼻歌、もちろんハイホーをうたいながら部屋から出ていった。