跪いて、Kiss -episode 0-

「あっ、ついでにお前ら…えーと、名前なんだっけ?…ま3人もいれてやるよ。まだ1年だし余裕だろ?」



「「「へ?」」」



「1、2、3、4、5、6、7…はいないけど、白雪姫には小人が付きもんだからな?な、真生?」



「あー…でも、7人じゃなきゃハイホー歌えないよ?」



「真生ー!ツッコむとこ、絶対そこじゃない気がするけど!」



「あー…ハイホーは……まっ、そのうち全員揃うだろ」



「だね」



コンコン。ガチャ。



「失礼しまーす。って、」



「あっ、狩野!」



「狩野だ!狩野!」



「狩野っち!お疲れー!」



「あー…加賀谷に桜木に吉井、お前らか。ってか、隣の部屋からクレーム。うるせーってさ」



「あっ、7人目…」



「よし、これで揃った」



「は?」



「ってことで、そこの4人!制服のサイズ、その辺の紙に適当書いて冬馬に渡しとけ」



「「「えぇぇぇー!!!」」」
「は?」



まさかの親友達プラス、たまたま居合わせたアルバイト中のクラスメイト、狩野くんまで勝手に道連れにして。