「王子様、か」
「伊都。お前、一体なにを…」
「……よし。なってやろーじゃねーか!この俺が!んでもって、なにがなんでも、アイツの口からキスしてくれ!って言わせてやる!」
「「「「「「「へ?」」」」」」」
皆がキョトンとする中、突然、スッと床に跪き、少しだけ顔を上げ、あたしと目線を合わせる伊都サマ。
「お前、名前は?」
「へ?」
「なーまーえ!」
「しら、とり……白鳥、雪乃」
「白鳥雪乃、ね。へぇ…略して白雪、か。それで王子様とか言うんだからマジウケる。あっ、だから王子様にこだわってるとか!?」
「なっ!?」
瞬間、カッと赤くなるあたし目の前に、図星かよ!とケラケラ笑う伊都サマを反射的に殴りそうになったが、寸前のとこで堪えたあたしは、未だヘラヘラする伊都サマをキッと睨み付けた。
「伊都。お前、一体なにを…」
「……よし。なってやろーじゃねーか!この俺が!んでもって、なにがなんでも、アイツの口からキスしてくれ!って言わせてやる!」
「「「「「「「へ?」」」」」」」
皆がキョトンとする中、突然、スッと床に跪き、少しだけ顔を上げ、あたしと目線を合わせる伊都サマ。
「お前、名前は?」
「へ?」
「なーまーえ!」
「しら、とり……白鳥、雪乃」
「白鳥雪乃、ね。へぇ…略して白雪、か。それで王子様とか言うんだからマジウケる。あっ、だから王子様にこだわってるとか!?」
「なっ!?」
瞬間、カッと赤くなるあたし目の前に、図星かよ!とケラケラ笑う伊都サマを反射的に殴りそうになったが、寸前のとこで堪えたあたしは、未だヘラヘラする伊都サマをキッと睨み付けた。

