「お邪魔しまーす。」



15分歩き、やっと豪邸に着いた。玄関では、瀬里奈のお母さんに当たる方が立っていた。



「こんにちは。いつも瀬里奈がお世話になっております。」



挨拶から始まり、社交辞令が少々……。
そしてやっと本題にはいった。




「家出をされたそうで、まぁお泊り会だと思って、のんびりお過ごしくださいね?」


「あ、はいっ。ありがとうございます…」




今日から…始まる。

家出生活。

親のいない生活。





よっしゃぁーっ‼‼


楽しむぞっ♪