君の涙にキスを ~燐&蓮編~


燐君も蓮君も

毎日ではないけれど、相変わらず

雪兎君の病室に顔を出してくれている。

でも、優月ちゃんは一度も来てくれなかった。


三人とも、何かを隠している。

そんな気はするけれど――――――

でも、人には誰だって話したくない事は1つや2つ、ある。

私にだって・・・。


でも、そもそもあの子たちは人間なんだろうか。


あ―――――もう。

変なことばっかり考えちゃう。


「あーさこさん。」

「わぁっ」

いつの間に、隣に居たのか。

燐君が私の顔を覗く様に、見ていた。

「なに、百面相してるの?」

「べ、別に。なんでもないわよ。」