もう小さい頃の私じゃないし

それに、時々蓮の血を飲ませて貰ってるから

結構身体も丈夫になってきたのに――――――


「蓮、心配し過ぎだよ。」

「でも・・・」

そう言っても、蓮の瞳は心底心配している様に揺れている。


「もう、幼い頃の私じゃないのよ?」

「澪・・・分かったよ。」

はぁ~と深いため息をつきつつ、理解を示してくれた。



「良かった。じゃぁ、今度優月さんや麻子さんと3人で旅行に行くんだけど、良いわよね?」

女3人。ゆっくり遊びたい。

蓮達、男がいると話辛い事も、夜通し話しちゃうんだから。