「花音ちゃんだったら、福本くんも好きにさせちゃうかもね〜!」 「っえ」 福本くんが、私を好きに…⁉ 「ああありえないよっ」 「あ、そうだ花音」 ぐいっと、沙羅に引っ張られる。 「あのさ、中村くんがさ」 急に、ひそひそと耳元で話し始める。 「中村くんって?」 「ほら、福本くんと一緒にうちのカフェに来た!」 「ああ、あの茶髪の…」 「今週の日曜、みんなで勉強会しようって言ってるんだけど、くる?」