放課後。 私はいつものバーに来ていた。 メンバーの大半が 女暴走族(レディース)。 ピンクのトラの特攻服を着ている。 「マジで奏太さん、 ハンパねぇよな!」 赤髪の麻紀さんが言った。 「一度でいいから、付き合ってみたい!」 ツンツンヘアの人がウイスキーを飲み干して。 その言葉に 胸がチクリとした。